認知症との付き合い方

先述したように、認知症は最終的には全介護が必要になってきます。母親も現在、全介護が必要な状態です。しかも発症が高年齢になってからということもあり、老老介護の状態になってしまうことも多くあります。しかし、自分の連れ合いを施設に預けることに対しては、もの凄く抵抗感があり拒否されることが多くなります。事実、私のところもそうでした。

しかしもし介護している方に何かあったら、その介護されていた方はどうするのだということも含めて話をして、施設をうまく利用する方向で介護を進めていくようにしなければならないと思います。
また信頼のおける医者を見つけることが重要です。母親の場合もそうでしたが、ずっとアルツハイマー型だと診断されていました。なのでアルツハイマー用の薬を飲んでいたのですが、酷くなる一方でした。

ある時、病院をかえたらそこの先生が数日入院させて様子を見させてほしいといい、その結果、レビー小体型だといわれました。それから薬の量を減らして飲ませるようになったら、すごく落ち着いてきた感じでした。レビー小体型の認知症はアルツハイマー型と間違えて診断されやすいので、まずは入院させて様子を見ないといけないし、医者に知識がないと必ず間違って診断されるのだと、その医者は言っていました。

現在、母親の記憶の中に、私は存在していません。同じ敷地内で生活はしていますが、私が行くとものすごく興奮してしまいかえってよくない感じがして、あまり顔を見に行くことすらできない状態です。ですので、私にできることは、介護をしている父親をうまく息抜きさせてやったりするくらいです。家族の一員が認知症になると本当に大変です。介護疲れにならないよう、施設や介護福祉士さんなどとうまく連携し、介護を続けていくことが大切です。

私の勝手な思いですが、母親は元気なころ、ご飯の食材を買いに行く以外はあまり出かけることがなくずっと家にいることが多かったので、脳への刺激が少なかったため人市長になったのではないだろうかと。日ごろから人と接したり、いろんなものを見たり聞いたりして、脳に刺激を与えることは大切だなと思います。